囲碁の有名な格言の紹介&解説。用語集とのリンクも完璧。
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あ行
アタリアタリのヘボ碁かな
アタリ
は、「次にとるぞ。」という手。 相手は(たいてい)逃げるに決まっている。いわば、一種の強制。 必要もないのに、
アタリ
を打って、先手の優越感に浸っているようでは、まだまだですよ、ということ。 もちろん、必要のある
アタリ
は打っても良い。
厚みに近寄るな
厚み
や勢力は戦ってこそ働いてくるので、近くに石をおいて固めてはならない。むしろ大きく囲って相手を誘い込んだほうが良い。 また相手の
厚み
に近づくのも攻めの対象となってしまうのでいけない。外からじわりじわりと近づいていくのが良い。 それで相手が囲ってくれたのなら相手の石が
厚み
に近寄ったことになる。
厚みは地にするな
厚み
や勢力は戦ってこそ働いてくるので、それを囲って
地
にしてはいけない。 「
厚み
を囲うな」とも言う。
石取って碁に勝てず
30子や50子を取っては話は別だろうが、10数子を取った程度で碁に勝ったと思い込んではいけない。 勝った気になると碁は緩むし、もしかしたらうまく捨てられて、たいした儲けになっていないかもしれない。 要は、最後に地の多いほうが勝ちなのである。つまらない石は追いかけないこと。
一にアキ隅、二にシマリ、三にヒラキ
碁を覚えたときに習う布石の基礎。ここでは、シマリと、それを防ぐカカリは同格。 しかし、現代の中国流や三連星などのスピード重視の布石では、シマリやカカリは急がない。
一間トビに悪手なし
序盤や中盤に、辺から中央に向かって一間に
トブ
手が悪い手であることはほとんどない。 二間
トビ
や三間
トビ
、
大ゲイマ
などと比べると堅実な一手。
一石碁に負けなし
一石碁とは盤上の全ての石がひとつにつながることを言う。そうなると、なかなか負けづらい。 しかし、以外に実現しにくく、私は今まで一度しか見たことがない。
一方高ければ一方低く
三線の石からヒラくときは四線に。四線の石からヒラくときは三線に。 三から三は低位で甘い。四から四は打ち込まれて甘い。
岩より硬い梅鉢型
白一子を抜いた
梅鉢
型は岩よりも頑強である、ということ。
「梅鉢に負けなし」というほど。
大中小中
大きいナカデと小さいナカデの
攻め合い
では、大きいナカデのほうが有利ですよ、ということ。
参考:
眼あり眼なしはカラの攻め合い
大場より急場
急場
があれば、
大場
よりも
急場
を優先しなさいということ。二目の頭とか、根拠に関する要点だとかそんな感じの。
大模様は浅く消せ
まんま。
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か行
カス石逃げるべからず
カス石
は逃げても良いことがないので捨てなさいということ。
「カス石は捨てよ」「カス石を惜しまない」ともいう。
亀の甲六十目
亀の甲
の厚みはすばらしく、六十目の価値があるといわれる。
軽逃げは大ゲイマ
軽く逃げる場合は
オオゲイマ
が良いということ。 一番軽いのは
手抜き
だか、その次は
オオゲイマ
。
ちなみに、
手抜き
→
オオゲイマ
→二間トビ→
ケイマ
→
一間トビ
→
コスミ
となる。
利かした石は惜しむな
利かし
た石はもう用済みであるから、惜しんではいけない。
参考:
カス石逃げるべからず
切った石を取れ
切り一本が勝負のカギ
下図は、キリのおかげで黒の攻め合い勝ちとなっている。
白はアタリになるため、ダメを詰めることができない。
思った以上に実戦に出てくる手筋。
キリチガイ一方をノビよ
キリチガエ
た場合はどちらか一方の石を
ノビ
るのがよい。
アテ
を打つとキズが出来てしまう。 だからといって何でも
ノビ
ればいいというわけではない。時には
アテ
が好手の時もある。
キリのあるところはノゾくな
せっかく切れるところを
ノゾ
いたりして、
ツガ
せてしまってはもったいない。
切れるところは切れ
とりあえず、切っておけばなんらかの味は残るはず。ただ、二通りの切り方がある場合は、 後の進行を見てどっちから切るかを考えたほうが良い。
車のあと押しヘボ碁の見本
相手の石が一歩先を行くような
オシ
を打ってはダメ。つねに自分が先に頭を出すように。
形勢不利なら勝負手探せ
これは格言というよりも一般論。当たり前のこと。どうせ負けるんだったら負ける気で頑張れ!なにもしないで負けるのは一番情けない。
※失敗したら潔く投了しよう。
ケイマにコスミ
自分の石に相手の石が
ケイマ
で近づいて来たら、
コスミ
の受けが好形となる。
一番身近な例は、小目に
ケイマ
ガカリ、
コスミ
受け。
NEW
ケイマにツケコシ
ケイマ
の形には、常にツケコシの恐怖がある。
下図の手筋は有名。
NEW
ケイマのツキダシ悪手の見本
ケイマ
の形に対して、ツキダして、相手を安心させてはいけない
NEW
攻撃は最大の防御
相手を攻めていれば、こちらの石のスキを衝くこともできないし、攻めている内に、自分の弱い石が補強されることだってあるのだよ。
▲
さ行
左右同型中央に手あり [
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]
左右が同じ形の場合、中央に手があることが多い。選択肢の一つに加えよう。
枝葉を攻めては攻め合い負け
攻め合い
の忙しいときに
カス石
を先に攻めるようでは攻め合いに負けてしまう。 どれが
カナメ石
がをよく考えよう。
死んだら動くな
すでに死んだ(またはそれに近い)石を、すぐに動き出すのは損をするだけ。他の場所を打ちつつ、ひそかに復活を狙うのが賢いやり方。
スソアキ囲うべからず
スソが開いているのにそこを囲うのは無意味。
隅の曲がり四目 [
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]
隅の曲がり四目は「死に」です。
攻めはケイマ逃げは一間
攻める時は厳しく
ケイマ
で。逃げる時は堅実に
一間トビ
で。 ただし
ケイマ
の場合はツケコシに、
一間トビ
の場合はワリコミに注意。
▲
た行
第三線は四死六生 [
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]
第三線では四本だけでは死に、六本あれば生きているということ。
大石死せず
いくら眼が無くても大石はなかなか死なない。本当にそうなのかなぁ…?
タケフの両ノゾキするべからず
切れない
タケフ
をノゾく人はいないが、結果として
タケフ
を両方からノゾいてしまう人がいる。それは悪手。
直四は生きなり角四は死になり
相手の石に囲まれていても、真っ直ぐな四目の地があれば無条件で生き。四角形の四目の場合は死に。同じ四目でも天と地の差。
手拍子に打つことなかれ
下手は特に上手の打った石の音が気になるようで…。よく考えてから打とう。
取ろう取ろうは取られのもと
相手の石を取ってやろうといい気になって攻めていると、逆に自分の石が弱くなって取られてしまう。 取るのではなく攻めによる余得を考えることが上達の秘訣。
▲
な行
中地を囲うな
中央の地は大きそうに見えても意外に小さいもの。中地を囲うようなことはしてはいけない。
二線ハウべからず
二線を
ハッ
て得た地と相手の外勢では相手の外勢の方がはるかに優る。 一般に、「白三線・黒四線では黒が得。白四線・黒五線では白が得。」と言われる。
狙いすぎは大勢を失う
後の楽しみにとっておこうなどと狙いすぎるのは大勢を失う。 攻め急ぐのも良くないが、狙いすぎも良くない。
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